音楽のテストには、楽譜が問題に掲載されていることがほとんどですが、テスト勉強のときには、楽譜のどの部分に着目して覚えていけばよいのかということを把握したうえで対策すべきだといえます。ここではその着目すべきポイントについていくつか列挙します。 (1)曲名、作詞・作曲者名を把握する・・・テスト範囲として指定されている曲の名前、作詞・作曲者名を覚えておくことが一番重要。なお、少し細かい部分ではありますが、楽譜の一段目の音符の列の種類や音の高さの動きの特徴を見て、曲名を当てられるくらいの対策をしておくと、「この楽譜の曲名を答えよ」という問いにも対応できるので、少し難易度の高い設問でも対応できる。 (2)一分間にどのくらいの速さで演奏するのか・・・楽譜の上の部分「○○〜○○」という表記の部分は数値ごと覚えておく。 (3)ト音記号の右隣の部分 ○シャープやフラットがついているか確認する。・・・シャープやフラットがついていない場合は、「ハ長調」という、「ハ」の部分を「ド」と表記し、そこから「ドレミ・・・」と数えればよい。シャープやフラットがついている場合は、「ハ長調」ではなく、別の種類の長調または短調になるので、教科書または授業用のノート(板書など)で確認するということが大切。(上の楽譜の場合はト長調)。 ○ト音記号の右隣の部分の拍子部分を見て、「4分の4拍子」とか「4分の2拍子」とかを把握する。なお、テストではこの部分が伏せられて、「何分の何拍子なのか」と問う設問もあるので、1小節目の音符の数を合計すると何拍子になるかを計算して回答すること。 (4)音符の種類や音の高さなどの特徴から、一段目とニ段目、三段目、四段目の各段のうち、同じようなメロディーのものに着目して把握する。たとえば、一段目とニ段目と四段目が似たようなメロディーなのに三段目だけが別の特徴をもったメロディーで構成されている曲などが意外と多い。曲のメロディーの特徴をつかんでおくと、仮にある小節が丸ごと空欄になっていて「この小節の空欄に当てはまる音符を書き入れよ」という設問があっても、同じメロディー、あるいは類似したメロディーの部分をそのまま(あるいは少し変えて)解答すれば正解にたどりつける。 (目次) ・トップページ (1)楽譜の着目すべきポイント (2)楽譜を読めば解ける問題か、授業中に曲を聞いたことを前提として出題される問題か
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