技術家庭科のうち、住居に関する分野については、衣・食・住の中の「住」の分野といえます。私達は常に住居で生活しています。住まいの役割は、人が静養して食事や睡眠をとるだけでなく、雨や風などの自然環境や外敵から人々を守るという意味で重要だといえます。 住空間については、特に日本家屋は日本の風土に適応しながら発達してきた文化の一つです。そもそも、日本の気候は、四季の変化が激しく、夏は暑く湿度が高いという性質があります。日本の気候の特色を踏まえ、日本家屋が日本のどのような気候に適応し工夫されているのかについて理解し、同時に、和室と洋室との違いについても、理解しておく事が重要だと思います。 また、住空間の構成をする際には、平面図に決まった記号があるので、どのような種類の戸がどのような記号で示されているのか、とびらはどのような記号で示されているのかということなどについて、しっかりと暗記しておくことが重要です。教科書やワークブックなどに記号の一覧がある場合には、その一覧表を参考にしながら覚えていくことが重要だと思います。 住居の平面表示記号(家庭科・住居分野) また、照明は何ルクスの明るさが望ましいのかということ、住まいの施設や設備(下水道、排水など)の役割、快適な湿度と温度(いわゆる不快指数などの形で示される)のあり方についても、重要なポイントだろうと思われます。
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