技術家庭科のうち、被服に関する分野については、衣・食・住の中の「衣」の分野といえます。具体的には、被服実習で学んだことについて、布地の種類(綿、麻、ポリエステルなど)や、洗剤の働き(特に界面活性剤の働き)、取扱絵表示の意味などについては、その特徴とともに、期末テスト対策として覚えておくことが重要です。(ただし、取扱絵表示は2014年から変更になるので注意してください。) また、衣服の働きとして、体温調節の役割がありますが、どのような種類の生地がどの季節に合っているのかということなどについても、調べておくことが肝心です。風通しや吸水性などに違いがありますので、それぞれの生地の特色を踏まえて、季節ごとに望ましい衣服の選び方を考えながら覚えていくことが肝心です。 また、アイロンの利用法や、ミシンの利用法については、授業で説明された注意事項などについてしっかりと把握したうえで、覚えておくことが重要です。特に、ミシンについては、ミシンという機械そのものの各部位の名称(ミシン針の種類や、糸掛け、糸案内みぞなどの用語)についても重要なポイントです。 また、返し縫いとは何か、二度縫いとは何かなど、布を縫う上での特殊な方法とは何かということも重要だと思います。とくに、これらの縫い方については、いわゆる「しつけ」とも関連しています。それぞれの縫い方によって、縫い目も異なってくるので、縫い目を表した図を参考にしながら、「この縫い目はどの縫い方で縫われたものか」ということを答えられるようにしておくことが重要です。
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