中学の保健体育の中で、特に体育分野に関しては、全員が同じ場所に集まって同じ事をする授業と、生徒自身が競技を選択し、同じ競技を選択した者どうしが集まって授業を受ける場合とがあります。 いずれにしても、体育の実技分野について、期末テストや学年末テストという筆記試験で知識を問われる場合には、まずは、その競技のルールについてしっかりと押さえておきましょう。 例えば、サッカーなら、個人的な技能としてのキックやパス、ドリブルなどの種類について、名称と意味について押さえておきましょう。教科書に図が載っている場合には、その図を合わせて覚える方が理解しやすい上に、テスト問題にも対応しやすいと思います。また、サッカーはチーム戦ですから、チームとしての技能、具体的には攻撃や守備の方法（2-2-4形など）、ポジションなどについても理解しておきましょう。そして、最も大切なのは、実際にサッカーのコートの絵を描き、ラインの種類や、ルール違反の基準などについて、コートの図をみながら覚えていくことが必要です。 テスト勉強の時のノート作成の例 ここでは、サッカーを例にして説明しましたが、これは、バレーボールやソフトボールなどの他の競技についても同様のことが言えます。指定されたルールの中で、どのような攻撃法があるのか、ということ、そしてルール違反としてペナルティが下る場合はどのようなケースなのか、ということについておさえておく必要があります。 そして、何よりも大切なのが、先ほど述べたように、実際にコートの図を描き、その図をみながら、ラインの種類や、ルールについて覚えていくことが重要です。実際の筆記試験においては、コートの図が提示された上で、コート内の場所の名称やルールについて問われる問題は頻出だと思いますので、しっかりと覚えておきましょう。 学校によっては、教科書と一緒に、ルールなどが細かく書かれた資料集が配布されている場合もあると思います。仮に、資料集を授業で活用していない場合でも、テスト前には資料集に掲載されている図に目を通しておきましょう。
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(c)中学実技4教科（音楽・美術・技術・家庭・保健体育）期末テスト・学年末テストの勉強法
