美術の勉強に関しては、ほかの実技4教科系統(音楽・技術家庭・保健体育)とは少し異なり、暗記だけではどうにもならない部分が多いということです。それは、美術の授業のほとんどの時間がが作品の制作にあてられていることとも関連していると思います。そもそも、小学校の図工の授業を少し深く掘り下げただけの印象が強い科目ということを考えると、美術は期末テスト対策としては暗記には向かない科目であるということも容易に想像できるかと思います。 しかし、教師によっては、授業中に、技法などについて教科書に沿った解説をする場合もあると思います。デッサンの際の技法、レタリング(明朝体・ゴシック体など)について、など、知識として知っておくべき内容の解説があった場合には、教科書や資料集等を確認したうえで、重要な用語を抑えておくべきだと思います。 また、授業の流れの中で、彫刻の作業を進める際の段取りなど、作業を進める順序などがはっきりしている部分があると思います。 たとえば、版画の作業を進める際には、下絵を描き、転写し、下絵を描き、実際に板を彫刻して、そして印刷の作業に取り掛かると思いますが、その際に気をつけるべきこと、また、板を彫る際、具体的にどのような方法があるのか(例えば彫刻刀をどのように使い分けるのかなど)ということなど、いくつか説明が行われると思いますが、これら一つ一つについてしっかりと押さえておく必要があると思います。
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(c)中学実技4教科(音楽・美術・技術・家庭・保健体育)期末テスト・学年末テストの勉強法