技術家庭科のうち、食物に関する分野については、衣・食・住の中の「食」の分野といえます。家庭科で食物について扱う場合、調理実習のイメージが強いと思いますが、実際のテストの際には、一番覚えておかなければならないのは、おそらく栄養素に関する問題だと思います。 一般的に、必要な栄養素をバランス良くとるために、タンパク質、無機質、カロチン、ビタミンC、炭水化物、脂肪の6つをバランスよくとることが重要ですが、具体的に、これらの栄養素が、私たちの体にとってどのような役割を果たしているのか、そしてそれらの栄養素がそれぞれどの食物に含まれているか、そしてどのような特性を持っているのかということについて、それぞれ把握することが大切です。同時に、料理の組み合わせとして望ましいものなどのようなものかという事について、栄養素と食材との関係を考慮しながら考えていくことができるくらいに、栄養素に関する知識を深く理解しておくと、期末テストで難しい問題が出ても答えられるだろうと思われます。 たとえば、タンパク質は、おもにからだの組織をつくるものですが、これは卵・肉・魚・豆などに多く含まれています。ただし、タンパク質は、過熱しすぎると凝固し、消化しにくいなどの特徴をもっています。ここではたんぱく質について説明しましたが、その他の栄養素についても、それぞれ説明できるようにすることが大切です。 また、加工食品の種類、食品添加物の種類、調理器具の名称と使用の際の注意事項などについても、教科書やワークブックなどの説明、そして調理実習の際の教師からの説明を手がかりに、重要だと思う点を整理して暗記しておくことが重要です。
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