保健体育の授業の中で、時々、スポーツではなく、他の科目のように教科書で学ぶ授業があると思います。スポーツが得意な人、スポーツが好きな人にとっては、教科書で学ぶ授業になると、「スポーツの時間がつぶれた」と思い、つまらないと思うかもしれませんが、実際に期末テストや学年末テストの問題として問われやすい分野は、当然ながら、教科書を利用した授業の内容です。 たとえば、体育理論の分野では、実際の体の筋肉や骨格、関節などの部分について、教科書に記載された図にそって、各部分の名前を覚えておくことが肝心です。さらに、筋肉や骨格などの各部分の名称だけでなく、たとえば「オーバーロードの原則」のように、新しく学習する重要な用語についても、用語の意味が説明できるくらいの状態で覚えておきましょう。 また、体の筋肉や骨格、関節などの部分について、その部分が実際に体を動かす上でどのような役目をしているのかということ、そして、誤った方法の練習や安全配慮の欠如にともなうスポーツ障害の問題などについても目を向けた上で、教科書をしっかりと学び、大切な部分は暗記していくことが重要です。 また、保健の分野については、環境と人体の関係、病気の問題、交通事故の問題など、非常に重要な問題がたくさんあります。病気や交通事故などは、具体的にはどのような要因で発生しているのか(なぜ、その問題が発生しているのかということ)についてまずは理解しておくことが必要です。その上で、それらの問題を解決するために、私たち個人が心がけること、そして社会全体でどのような取組みが行われているのかということ、について、しっかりと理解しておく必要があります。 (次のページで、保健分野の学習のコツについてもう少し詳しく説明します。)
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