技術家庭科のうち、電気工作については、理科の学習内容の一部とも重複するので、テスト範囲に沿って、理科の学習内容も一部確認しながら、理解を深めることが大切です。 特に、電圧、電流、抵抗、電力、発熱量、電力量などのキーワードについては非常に重要ですので、これらを関連付けるための計算式を理解したうえで、実際にその式を用いて計算できるようにしておく必要があります。 また、回路図については、理科の授業でも学習する内容ですが、技術家庭の場合は、どちらかというと回路図にある記号が何を意味しているのかということに焦点を置いた学習が求められると思います。回路図にある記号を覚えるだけではなく、その記号が何を表しているのかということを踏まえた上での学習が求められます。理科では学習しないような、「グロースタータ」の役割などの細かい分野の理解も必要です。 そして、電気工作の分野の場合、実際の製作の実習のときにはんだごてなどを使うこともあると思いますので、実際に授業の一環として行われた実習の流れや、実習で使った器具の使い方などについて、テスト前に思い出しながら整理しておく事が重要です。 また、電化製品につけられているマークの意味や、実際の電化製品はどのような回路図で示されるものなのかということ、回路計の使いかたや回路計の各部位の読み方などを、教科書やワークブックなどで覚えておくことが重要だと思います。 回路図や電子部品の記号等の解説 そして、最近では省エネ家電などもブームとなっているので、省エネ家電についても、テストで問われる可能性があると思われます。さらに、家電については、テストで回路図が示された上で、「この回路図は何という家電の構造を説明している図なのか、その家電製品を答えよ」という問題が出題される場合もありますので、教科書やプリントなどで説明されているような家電の仕組みについて頭に入れておく事が必要です。
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