（前のページの続きで、保健体育の中の保健の教科書に書かれている分野についてどのように学習していけばよいのか、そのコツについて説明します。） たとえば、交通事故の問題については、人的要因、車両要因、環境要因などの要因があり、それらについては、私たちは交通法規を守る、運転者はマナーを守るなどのことによって解消できますし、社会全体の取り組みとしては、歩行者が安全に通行できるようにコミュニティ道路などの建設が進んでいたり、交通安全対策法などのルールが定められていたりするということについて知っておくことが重要です。（このような形で暗記する事によって、たとえば交通法規の制定の背景などについても理解する事ができますし、いくつかの言葉を関連付けて暗記していくため、記憶しやすくなると思います。） ここでは交通事故の問題について例に挙げて説明しましたが、環境と人体の関係、病気の問題など、教科書の各ページを読めば、ほとんどは「その出来事の要因・その出来事の解決のために私たちは何に気をつけるべきか・その出来事の解決のために世の中ではどんな取り組みがなされているか」という形で書かれていると思いますので、その説明の流れを見ながら、重要な語句を暗記していくことで、内容が理解しやすいものと思われます。 また、保健の教科書に書かれている内容の中には、家庭科などの学習とも関連している部分があると思いますので、テスト範囲に応じて、ほかの科目との関連にも目を向けながら、重要な語句をしっかりと暗記しておくことが重要です。 いずれにしても、これらの分野については、教科書だけでなく、学校によってはワークブックなどを併用した授業が展開されていると思いますので、ワークブックなどで重要な語句を暗記しておくと、実際の期末テストの時には役に立つと思います。
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