技術の分野のうち、電気工作に関する分野を学習する上で、回路図や電子部品に関する知識は欠かせないものです。特に、電子部品は特有の記号で示すことが多いことから、テスト問題においては、問題用紙に記号が書いてあってその記号が示す部品の名称を答えさせる問題や、その逆で特定の部品の記号を書かせたり、正しい記号を選択して答えさせるような問題が多く出題されます。 【上記の記号が示す各部品の役目】 抵抗器・・・回路に流れる電流・電圧を制限(分割)する。 ダイオード・・・電流をアノードからカソード方向にだけ流す(整流作用)ための部品。 コンデンサ・・・電気を蓄えておく部品。直流電気を通さず、電気信号のみ通す。 なお、記号を描かせるような問題が出題されたときに、もったいないケースとして、記号の形は理解できていても、細かいところを間違って覚えてしまっている例があり、得点を落としてしまうケースもあります。たとえば、コンデンサの記号と電池の記号を混同したり、ダイオードの矢印の先の縦棒の線を描き忘れていたりするような例が挙げられます。あるいは、発光ダイオードと普通のダイオードの区別を忘れたまま間違って解答してしまっている例もあります。そうしたケアレスミスをしなくてもすむように、記号の形は緻密に覚えておきましょう。 関連ページ:技術家庭科の勉強(3):「電気工作」分野の勉強法のコツ
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