中学実技4教科（音楽・美術・技術・家庭・保健体育）期末テスト・学年末テストの勉強法

「実技４教科」（副教科）の勉強法：自宅用「テスト予想問題集」の作成例

※このページは「「テスト予想問題集」作成の薦め」で説明した「テスト予想問題集」の実際の作成例についての解説です。

家でつくる「テスト予想問題集」ノートの実用例(保健体育)

（Ａ）死亡事故については、車両の運転者に責任があると考えられるものがある。それは、主に（１）と（２）などである。 （Ｂ）最近では、歩行者が安全に通行できるよう、（３）道路とよばれる道路が作られている。

（Ａ） １、スピード違反 ２、飲酒運転 （Ｂ） ３、コミュニティ道路 （メモ：車両がスピードを上げないように、車道をジグザグに設計しているので安全。）

　上の実用例は、ノートの一つのページの中にどのように「テスト予想問題集」を構築していくのかということを表したものです。ここでは、保健体育を例に取り上げました。
　左の部分が問題を書くスペース問題、右の部分が答えを書くスペースです。また、答えのスペースは、理解を深めるためのメモ書きの場として使うことも必要だと思います。

　上の実用例のように、ノートを開いて左のページに問題を書き、右のページに答えを書くと、実際にノートを作成した場合、右のページに大きな余白が生じる可能性が高いと思われます。余白が多いほうが便利だと考える人は、見開き２ページを１セットにして問題集を作るほうがよいと思います。
　一方、余白が多すぎるのは無駄だと考える人は、一つのページの右端の部分から５センチメートル前後のところに長く縦線を引き、そこから左の部分を問題、右の部分を答えとしてスペースを分けて用いるのもよいと思います。

　また、実用例の中で、答えをオレンジ色で記載しているのは、赤シートで答えを隠して学習することを想定したものです。答えの部分全てを本や紙などで隠して、「解きなおし」をするのもよいでしょうし、答えの部分をオレンジや赤のペンで書くことで「赤シート」を活用した暗記に対応できるように工夫するのもよいと思います。

　そして、保健体育におけるスポーツ競技のコートの図や、技術・家庭における製図や記号一覧などのように、図や表を活用したほうが便利という場合もありますので、実際にノートを作るときには、メモリがついたノートを用いるほうが望ましいと思います。

　いずれにしても、自分にとって使いやすいノート作りを心がける事が重要ですし、ノートを繰り返し活用して復習を重ねる事で知識の定着を図ることが重要です。また、自分の学校の「実技４教科」のテストの出題傾向をあわせて確認し、その傾向をノートの内容に反映させることや、テストの出題傾向が著しく変わった場合にはその変化に対応させていくこともきわめて重要です。

※上記で説明したノートの具体的な作成例はこちらです。自分の学校のテスト範囲にあわせて、自分にとって使いやすいノート作りをしてみてください。
実技4教科のテスト対策ノートの例（PDF）

目次

テスト問題の予想傾向

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