このサイトは、表題のとおり、中学生の期末テストにおける「実技4教科」の学習法・対策法について紹介しているサイトです。学習法・対策法に関しましては、このサイトでは、勉強法の説明のページを別に設けているので、そちらを参考にしていただきたいと思いますが、ここでは、「塾なし」で高校受験を突破するために、あらためて「実技4教科」の重要性を考えたいと思います。 まず、高校受験において、ほとんどの塾では、「実技4教科」の対策はおろそかにされています。それは、高校受験当日に行われるペーパーテストでは、いわゆる「5教科」(国語・数学・英語・社会・理科)のみが課されていることがほとんどで、中には、国英数の3教科のみを試験科目としている高校もあるからです。 では、「実技4教科」は本当に「必要がない」科目なのでしょうか。一般的に言われているように、「副教科」という扱いで本当によいのでしょうか。それは違います。なぜなら、好むと好まざるとに限らず、これらの科目が高校入試の調査書(内申書)において評価されているからです。しかも、高校受験当日に「実技4教科」のペーパーテストが行われないことから、学校の教師がつけた内申書の点数が、「実技4教科」の点数としてそのまま反映され、都道府県や受験する高校によっては、数倍の得点として計算される事もあるのです。 もちろん、内申書がペーパーテストの得点によるものではなく、学校の教師の判断によってつけられる曖昧な得点だということに関しては、あまり良い事ではないと思います。内申書の得点には、その得点をつけるための基準が生徒側には明確に公開されていないため、場合によっては、教師のさじ加減ひとつ、えこひいきなどで得点が左右される場合が多いという指摘もあるためです。 しかしながら、内申書の点数の評価が公正・公平なのかという疑問を持ちながらも、まずは「実技4教科」の授業やテストを一生懸命頑張ることが必要だと思います。そうしなければ、当然ながら内申書で良い得点をもらえるわけがありません。 そして、内申書の得点の判断基準との一つとして、「実技4教科」の期末テストの得点は重要な要素になります。特に、運動や実習・演奏などが苦手な人にとっては、その苦手をカバーするための手段として、テストでよい点数を取る事が重要になってきます。 そして、多くの塾が「実技4教科」を軽視している中で、塾に通っていない人にとっては、「実技4教科」を頑張る事が、塾に通っている人に差をつけるチャンスともなると思います。その意味では、「塾なし」で高校受験を突破する人にとっては、「実技4教科」を頑張る事が重要だといえます。
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(c)中学実技4教科(音楽・美術・技術・家庭・保健体育)期末テスト・学年末テストの勉強法